こんにちは、イチノセです。
突然ですが、みなさんはパソコン、得意ですか?
…私は正直、入社したばかりの頃、めちゃくちゃ苦手でした。
マウスの右クリックと左クリックの使い分けも曖昧で、
「保存って、どこに?え、そもそも保存って…何!?」みたいな状態でした(笑)
でも、少しずつ覚えていくうちに、「あ、これ知ってるだけでめちゃくちゃラクじゃん!」って思えることが増えていったんです。
今回は、そんな過去の私のように、「パソコンはちょっとニガテかも…」と思っている方向けに、
まずこれだけ押さえておけば安心!という基本操作を5つだけご紹介します。
どれも難しいテクニックじゃないので、「明日の仕事、ちょっとだけ自信持って取り組めそうかも」って思ってもらえたら嬉しいです。
①ファイルとフォルダの違いを理解する
パソコン初心者さんと話していると、けっこう多いのがこの質問。
「ファイルとフォルダって、なにが違うんですか?」
…うん、これ、わかりづらいですよね。
私も昔、上司に「それはファイルじゃなくてフォルダね」と言われて、「???」ってなりました。
ざっくり言うとこうです
- ファイル:中身が詰まっている紙や文書そのもの(Word文書、写真、PDFなど)
- フォルダ:それらのファイルをしまっておく引き出しや収納ケース
たとえば、
・旅行の写真 → ファイル
・その写真をまとめて入れておく「旅行2025年夏」→ フォルダ
ßというイメージ。
たとえるなら「ランドセルと教科書」
ちょっと小学生のころを思い出してください。
- 教科書 → ファイル
- ランドセル → フォルダ
つまり、フォルダはファイルをまとめて持ち運んだり整理したりするための入れ物なんですね。
この例え、個人的にけっこう気に入ってます(笑)
仕事では「名前のつけ方」も大事
たとえば、企画書や報告書を作るとき。
「無題.docx」とか「新しいフォルダー(2)」とかのまま保存してると、
あとから絶対に「どれがどれ!?全部同じに見えるんだけど!?」ってパニックになります…。
なので、こんなふうにすると便利です:
- ファイル名:2025_0803_商品企画書.docx
- フォルダ名:2025年_8月_営業関連
ちょっとしたひと手間で、「迷子ファイルゼロ」生活ができます。
私の失敗談:フォルダ内がカオス地獄に
昔の私、デスクトップに全部ポンポン置いてました。
Excel、Word、PDF、謎のスクショ、なぜか保存したはずの画像が3枚も…(全部名前が「無題1」)。
その状態で社内の人に画面を共有したら、
「あっ、ちょっと、これは整理しないとね」って注意されたことがあります。
パソコンを使いこなすには、まずは「ファイル=中身」「フォルダ=入れ物」という基本の考え方を押さえることが第一歩。
整理されたフォルダ構成は、自分の頭の中もスッキリさせてくれるのでおすすめですよ。
② 「コピー」「貼り付け」はCtrlキーで覚える
「文章をコピペしておいて」――パソコン苦手な人にとっては、いきなり謎の呪文ですよね。
キーボードの“魔法コマンド”を覚えよう
まず、「コピー&ペースト」とは…
- コピー(Ctrl + C):選んだ文字や画像を“複製”する
- ペースト(Ctrl + V):コピーしたものを“貼り付ける”
- 元に戻す(Ctrl + Z):直前の操作をキャンセルする
この3つ、Ctrl(コントロール)キーを使えば一瞬で操作できるんです!
なぜマウスじゃなくてショートカット?
マウスでも「右クリック → コピー」はできますが、キーボード派になると、とにかく速い!ストレスが激減!
たとえば上司に「この文章をコピーして、別の場所に貼っといて」
って言われたとき、キーボードでサッと操作できたら、“できる人”感が一気にアップします。
Ctrlキーの位置、知ってますか?
実はこのCtrlキー、キーボードの左下あたりにひっそり佇んでます。
ShiftキーやAltキーの近くです。
「え、こんな端っこに!?君そんなに有能だったの!?」って思うレベルで優秀。
覚え方のコツ:CVZ三兄弟で覚える
- C → Copy(コピー)
- V → 貼るとき、形が“貼る感じ”に似てる(←これは語感のこじつけだけど覚えやすい)
- Z → Zigzag(元に戻す)みたいなイメージで
私はこれを「CVZ三兄弟」って勝手に呼んでました(笑)
クセにしてしまえば、指が勝手に動くようになりますよ。
まとめ
「Ctrl + C」「Ctrl + V」「Ctrl + Z」
この3つを覚えるだけで、作業時間は3分の1くらいになります。
最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、パソコンって、指が覚えると一気に楽になる世界なので、
ぜひ一度、キーボードに手をのばしてみてくださいね。
③デスクトップの整理=頭の中の整理
突然ですが――みなさんのパソコンのデスクトップ、今どんな状態ですか?
「うっ…見せられない…」って思った方、安心してください。
昔の私もまったく同じでした(笑)
アイコンの海、漂ってました
入社当時の私は、とにかく全部デスクトップに置く派でした。
- 報告書(仮).docx
- 報告書(修正版).docx
- 報告書(本当の最終).docx
- スクショ123.jpg、スクショ124.jpg、スクショ125.jpg……
そして謎の「新しいフォルダー(2)」が大量発生。
まるで打ち上げ花火のように広がるファイルたち。
完全にカオス。
先輩に一言言われたあの日
ある日、先輩がふと私のPC画面を見て、ぽつりと一言。
「イチノセさん、デスクトップが“思考の投影”って知ってる?」
……えっ、私の頭の中こんなごちゃごちゃなの!?って、ちょっとだけショック受けたのを今でも覚えてます(笑)
じゃあ、どう整理すればいい?
難しいことはしません。
「よく使うものだけ残す」、それだけで大丈夫です。
▷ やってみようリスト
- よく使うファイルは「仕事用」「資料」などの専用フォルダを作る
- 名前はシンプルに「2025_0803_報告書」など、日付+内容に統一
- いらないスクショや一時ファイルは定期的にゴミ箱へ →(ゴミ箱すら溜まってる人は今すぐ開いて!)
整理のメリットは、作業スピードだけじゃない
デスクトップがスッキリすると、「よし、やるか!」って気持ちになるんです。
あと、画面共有するときに恥をかかないっていう、地味にでかいメリットもあります(笑)
まとめ
- デスクトップは「一時置き場」くらいの意識でOK
- ごちゃごちゃしてきたら、“週1回の整頓習慣”をつけるだけでも違います
- 整ってる人ほど、パソコン作業が速くてラクそうに見えます(これは本当)
④ 保存のタイミングを知っておく
パソコン作業をしていると、「保存って、どのタイミングでやるべき?」って思ったこと、ありませんか?
実はこの「保存」、パソコン初心者の“あるあるトラブル”のトップレベル常連なんです。
保存しなかった結果、全部が消える地獄
昔の職場で、ある日こういうことがありました。
隣の席の先輩が、「企画書、やっと完成した~!」って笑顔で席を立った直後、パソコンがまさかのフリーズ。
強制終了。
→ 画面が真っ白。
戻ってきた先輩に「保存って…してました?」と聞くと、「え、最後に一回もしてないかも……?」と青ざめてました。
あの時の静まり返った空気、今でも覚えてます。(あれは見てるこっちが泣きそうになった…)
「上書き保存」はこまめにクセづける
WordやExcelなどの作業では、とにかくこまめな上書き保存(Ctrl + S)が命です。
特に操作が落ち着いたタイミングで、指が勝手にCtrl + S押してるくらいがちょうどいい。
「保存してるつもり」でしてなかったケース、実はかなり多いです。
「名前をつけて保存」で別バージョンを残す
もうひとつ便利なのが、F12キーでできる「名前をつけて保存」。
これを使うと、「修正前のデータ」と「修正後のデータ」を別ファイルとして残せるので、
「やっぱり前の方がよかったかも…」というときにすごく安心。
実務では「ver1」「ver2」みたいにバージョン管理してる人も多いです。
保存に頼りすぎない自動保存機能にも注意
最近ではGoogleドキュメントやクラウド系ソフトが「自動保存」に対応していて、
何もしなくても勝手に保存される便利な時代になりました。
でも、「上書きされたことに気づかずに取り返しがつかなくなる」ケースもあります。
なので、「意図的に保存する」というクセは、自動保存の時代でもやっぱり大事なんです。
まとめ
- Ctrl + Sはパソコン作業の“安全ベルト”みたいなもの
- F12で別名保存→修正前のバックアップを残せる
- 自動保存があっても、自分で管理する意識は忘れずに
⑤ 「検索」でファイルやアプリをすぐ開く
パソコン作業でありがちなのが、
「あれ、どこに保存したっけ……?」
「アプリどこ?デスクトップにないんだけど……?」
という、探し物タイムの発生。
私も過去に、上司との打ち合わせ直前に「あれ…PDF…どこいった!?」って焦ったことがありました。
(最終的に出てきたけど、冷や汗だらけでした…)
Windowsキーで一発検索!
実は、ファイルやアプリを探すとき、
いちいちフォルダを開いたり、デスクトップをにらんだりしなくてもOKなんです。
キーボードの「Windowsキー」を押して、すぐ文字を打つだけ。
たとえば:
- Excel と打てばアプリが起動できる
- 報告書2025 と打てば、その名前のファイルが候補に出てくる
- 写真 と打てば、写真フォルダや画像ファイルも一覧表示
マウスでカチカチ探すよりも、圧倒的に速い。
デスクトップに頼らなくて済むメリット
私は普段、デスクトップにあまりファイルを置かないようにしてるんですが、
そうなると「名前で検索して呼び出す」やり方がものすごく便利なんです。
探す手間がなくなると、作業中に“気持ちの流れ”が止まらない。
これ、地味にすごく大きいんですよね。
検索のコツ:キーワードを“部分的に”打つ
検索って、全部打たなくてもOKなんです。
たとえば「2025年_経費精算書.xlsx」が欲しいときは、
- 「2025」
- 「経費」
- 「精算」
のどれかを打てば大体ヒットします。
曖昧でもOKなので、とりあえず思いついた言葉を打つだけでも十分。
忘れがちだけど、検索は“最強の時短ワザ”
- ファイルが迷子になりがちな人
- アプリをどこに置いたか忘れちゃう人
- デスクトップが散らかりがちな人
そんな方には、「検索窓に頼る」クセをつけるだけで、数十秒単位のロスが激減します。
まとめ
- Windowsキー + 入力で何でもすぐ見つかる
- 「全部打たなくても部分一致でOK」だから気軽に使える
- デスクトップをきれいに保つためにも、検索は心強い味方
私は「検索ってカンニングみたいでズルいのかな?」って思ってた時期もあるんですが(笑)今は堂々と使ってます。
便利な機能は、使った人の勝ちです。
探し物に時間を取られるより、やるべきことに集中できる環境のほうが、ずっとかっこいいと思うんです。
⑥ まとめ:これだけ覚えれば、もう怖くない
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
「これだけ覚えておけば大丈夫!」という5つの基本操作を、あらためてまとめますね。
✅ この記事で紹介した5つの基本操作
基本操作 | 内容 | 目的 |
---|---|---|
ファイルとフォルダの違いを理解する | ファイル=中身、フォルダ=入れ物 | 整理・保存の基本がわかる |
Ctrlキーでコピー・貼り付け | Ctrl+C / Ctrl+V / Ctrl+Z | 作業スピードが一気にアップ |
デスクトップを整理する | 必要なものだけ配置 | 探し物の時間が激減 |
保存をこまめに行う | Ctrl+S / F12 | データ消失を防ぐ・バックアップ習慣 |
検索機能を活用する | Windowsキー+入力 | 迷子ファイルを秒速で発見 |
どれも難しい知識やスキルはいりません。
ほんの少し、「使ってみよう」と思う気持ちがあれば、それだけで十分です。
おわりに:あなたはもう“パソコン初心者”じゃない
ここまで読んで、「あ、これなら自分でもできそう」と思えた方。
あなたはもう、パソコン初心者“だった”人です。
実は、こうした基本操作をきちんと知ってる人って職場でもまだまだ少なかったりします。
「え、それCtrl+Vでできるんだ!」
「そんな便利な検索の仕方があったなんて…」
と驚かれることも多いんです。
つまり、今回の記事の内容を知っているだけで、一歩リードできるんですよ。
「パソコンってニガテだなぁ…」って思っていた昔の私に今ならこう言えます。

大丈夫、ちゃんと覚えられるよ。
もしあなたも同じ気持ちなら、ぜひ今日からひとつでも試してみてくださいね。
イチノセでした。またお会いしましょう!
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