-
梶井基次郎『檸檬』って本当に深いの?読んだけど全然わからなかった話――爆弾なのはレモンじゃなくて、名作ってことにされてる空気の方だった
『檸檬』、読んだことないと思ってたんだよな。なのにKindle開いたら、なぜか既読になってて。 一瞬ゾッとしたけど、たぶんそのときの自分があまりにも意味がわからなさすぎて、読後すぐに記憶から削除したんだと思う。 で、今回こそ向き合ってみるか、と... -
歴史にだまされるな:教科書が書かない「勝者の編集」の裏側【歴史コラムシリーズ⑦】
「“歴史は勝者によって書かれる”――この言葉、よく聞くけど本当にそうだろうか?」 勝った側が記録を残し、負けた側の話はほとんど出てこない。 そもそも、誰が何を書き残すかって、その時点でだいぶ偏ってる。 例えば、「よくある“○○は暴君、△△は救世... -
中島敦『山月記』虎になった理由――“李徴”が現代人すぎて共感が止まらない【自己肯定感・コンプレックス地獄】
夢を追うって、聞こえはいい。 でも「努力せずに特別扱いされたいだけ」なら、それはただの逃避だ。 中島敦『山月記』に出てくる李徴は、まさにそのタイプ。「俺には才能がある」って信じたまま、誰とも競わず、努力もせず、うまくいかなくなったら、勝手... -
肖像画は盛ってナンボ?歴史の偉人たちが“キリッ顔”で残りたがったワケ【歴史コラムシリーズ⑥】
「歴史の偉人=ずっとキメ顔」って、誰が決めた? 教科書や歴史の本をめくると、あの有名な偉人たちがずらり並んでいる。でも全員、なぜか真顔・キリッとした表情で固まってる。…いや、そんな顔で毎日生きてるやつ、いるか? たぶん、どこかで普通に寝坊し... -
【宇宙兄弟】30代無職男の再起――どん底から「もう一度」夢を目指す理由──無職・中年・挫折。それでも、人はまた夢に向かえるのか?
「大人になった今もう一度『夢』に本気で焦がれるやつだけ読んでいけ。」 今回は焦げ団子の大好きな漫画「宇宙兄弟」についてじっくり焦がしながら語っていきたいと思う。 アニメも3周くらい視聴、全巻持ってるガチ勢のため1記事だと語り足りないと悟った... -
『星の王子さま』名言セレクション5選|心えぐられる一言と大人へのメッセージ
『星の王子さま』。 子どもの頃は、なんかオシャレな絵本だなーくらいで流し読みしてたくせに、大人になって読むと「うわ、今の自分に言ってるやん…」って心にズドンとくるタイプの哲学童話。 その中でも読む人の経験や年齢によって刺さり方が変わる名言が... -
星の王子さま|あらすじ・名言・ラストの解釈と考察――大人に刺さる“本当の意味”を団子的に解剖する
『星の王子さま』 子どもの頃は“おしゃれな童話”くらいにしか思ってなかったけど、大人になってガチで読んだら、難しすぎ&深すぎて脳がバグった。これ、ほんとに子ども向け…?むしろ大人を一撃で殴る哲学童話なんじゃないの? 今回は、焦げ団子流であの名... -
インビザライン9枚目が過去一で痛い!外すたび歯が抜けそう…口内トラブル地獄ログ【8〜9枚目記録】
インビザライン矯正、順調に進んでいたと思ったら…9枚目でまさかの過去一レベルの激痛にぶち当たった。 今回は、そんな8〜9枚目のリアルな体感・地獄ログをまとめておく。圧迫感、むずむず、アタッチメントの引きちぎられそうな痛み、前歯の浮き…ネットで... -
なぜ人は「死者と生きる」のか?――現代人も逃れられない「供養」の正体【歴史コラムシリーズ⑤】
「この瞬間も、ご先祖様がどっかで見てるかも」って夜ふと家の中で思ったこと、一度はあるだろ? 自分はある。パンツ一丁で冷蔵庫開けるとき「見られてるのかな…?」ってふと妄想することあるしお盆だけじゃなく誰かの命日が近づいて「死」を連想した夜と... -
お金はなぜ「信用」になったのか?貝殻から仮想通貨まで“価値の正体”をぶった斬る【歴史コラムシリーズ④】
千円札の正体――ただの紙に人生を賭ける人類 財布を開けば、くしゃくしゃの千円札やらヨレヨレの五千円札やら何枚かは入ってる。 よく考えたらこれ…「ただの紙切れ」だ。 一寸先はただの紙 たとえば「この千円札で牛丼が食える」と信じてるから、レジで出す...