夏目漱石の『夢十夜』って、タイトルは有名だけど内容まで覚えてる人は少ない。
どれも1〜2ページ程度の短編なのに、なぜか印象だけは残る。
ロマンチックな話もあれば、わけのわからん修行もある。
刺さるかどうかはその人次第。とりあえず気になった夜だけ読んでって。
第一夜
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夜ごとに美しさが増す――夏目漱石『夢十夜』第一夜が語る、静かな恋と永遠の約束 | 焦げ団子が人生を焼き直…
夢十夜と出会ったのは高校時代。この第一夜は、初めて読んだときから一目惚れだった。 たった数ページの短編なのに、静かで美しくて、でも妙に刺さる。教科書に載ってたの…
「百年待っていてください」と言われた男の、ただそれだけの話。
だけど、ここには愛とか信じる心なんて安っぽい言葉じゃ片づけられない重さがある。
静かすぎて、妙に刺さる。
恋愛モノが苦手な人ほど読んでほしい第一夜。
第二夜
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夏目漱石『夢十夜』第二夜――悟れなきゃ首も取れない、理不尽すぎる修行の夢 | 焦げ団子が人生を焼き直すブ…
夏目漱石『夢十夜』第二夜――救いもロマンもない理不尽な夢。悟れたら和尚の首を斬る、悟れなければ自刃。プライドと修行に追い詰められた侍の“意味不明”な夜を、団子的ツッ…
悟れ、できなきゃ死ぬっていう理不尽修行。
本気でやっても悟れないってパターン、わりと現実でもある。
教訓っぽくないのに、なんか引っかかる第二夜。