NASAが最近公開した 木星の衝撃的な最新画像。
木星といえば、茶色×白のやさしいマーブル模様の、どこか優雅なガスの星
そんなイメージを持つ人も多いだろう。
だが実際の最新画像はこうだ。

これ、新しいSFホラー映画のポスターか?
完全に 悪役の顔アップ。これ、本当に惑星か?
焦げ団子いやもう地獄のワンシーンなんだよ。
青紫のガスは禍々しくうねり、巨大な渦は 内臓みたいに蠢く模様 を形成し、そして有名な大赤斑は、地球が3つ入るサイズの超巨大台風 が300年以上途切れず回り続けている地獄の目。
今回は、
- そもそも木星って何?(科学)
- NASA画像が与える恐怖の正体(心理)
- もし木星に生命が存在したら?(SF妄想)
この3本柱で、宇宙ホラーとしての木星をガチで解説する。
美しすぎて怖い。
そんな 木星の深淵(アビス) を、一緒に覗きにいこう。
木星とは?基本情報と特徴をわかりやすく解説【科学】


まず前提として、木星って「惑星」というより巨大なガスの怪物なんだよね。
直径は地球の11倍、質量は318倍。



桁が狂いすぎて、数字を見た瞬間に頭がバグる。
表面は固体じゃなくて、ほぼ全部が水素とヘリウムの雲。
足を置く地面なんて存在しない。
もし着陸しようとしたら、雲に溶けて落ちていくしかない。
最終的には金属化した水素の海に引きずり込まれる。
地球の常識で考えるとほぼ死のトラップみたいな構造だ。
しかも木星は自転スピードが人外レベルに速くて、たった10時間で1回転する。
つまり、巨大すぎるくせにやたらキビキビ回るバケモノ。
この高速回転が、あの暴力的な大気の動きの原因でもある。
NASA最新画像で話題──木星が「SFホラー映画の悪役」に見える理由


木星の縞模様って、よく見るとマーブルの綺麗さじゃなくて、「惑星規模の生々しい嵐の傷跡」なんだよね。
地球では年に数回台風がくると「やば…」って騒ぐけど、木星は惑星全体が台風そのもの。
緯度ごとに風向きがコロコロ変わるせいで、雲が引きちぎられるように模様が走る。
その境界が綺麗な縞に見えるわけで、実態は修羅場。
色が毒々しいのは、アンモニアや硫黄化合物、雷で引き起こされる化学反応が勝手に未知の色素を生成しているから。
科学的には説明できるんだけど、映像として見ると臓器のように蠢く。
見た人が「あ、これ綺麗じゃなくて怖いやつだ」と本能的に察するやつ。
そして最大のホラー要素が“あの目”。
大赤斑は地球3つ入る巨大サイズの暴風が、300年以上もずっと死なずに回り続けているという時点で怪物扱いでいい。



自然現象の皮をかぶってるけど、どう見ても生き物の眼球。
赤く光って見える時なんて、ただの災害じゃなく意思を感じるレベル。
NASAの最新画像が恐いのは、科学目的で雲の質感や立体感を強調したせいで、木星の本性(暴力的すぎる嵐の惑星)が隠しきれなくなってしまったから。
もともと木星は「優雅なガスの王様」みたいに教科書では扱われてるけど、実際の姿は常に怒り狂っている巨大生物の皮膚。
綺麗なマーブル模様なんて幻想だったとわかる。
もし木星に生命がいたら?科学とSFで考える木星の生命像


ここからは夢とロマンが詰まった焦げ団子のSF考察「もし木星に生命がいたら?」を解説していく!
まず前提として、木星に地球みたいな陸で歩く生き物がいる可能性はほぼゼロ。
地面はないし、圧力は地獄だし、温度も狂ってて、上から下まで永遠の嵐。
実は昔から学者の間では、「木星には木星仕様の生命がいるかもしれない」って真面目に語られてきた。
生命って、姿形を環境に合わせて進化させるものだから、木星みたいな超バグ環境でも、そこでしか生きられない存在がいてもおかしくない。
次の章からは具体的にどんな生物がいるとされているかくわしく解説していこうと思う。
① 雲の海に浮かぶクラゲ型生命の仮説
学者たちの間でも昔から言われてるけど、木星の上層の雲は、温度も圧力も生命活動ギリ可能ラインなんだ。
そこでよく語られるのが、広大なガスの海に浮かぶ、巨大クラゲ型の生物。
重力は地球の2倍。
だから、彼らは常に軽く浮力を得られるようにガスを内蔵した風船みたいな体を持っているとされる。
雲の合間を滑空する巨大な影。
太陽光や化学反応でエネルギーを得て、ゆっくり上下に漂う生命体――



想像するだけでロマンの塊だ。
② 雷をエネルギー源にする電気生命体の可能性


木星は雷の量がバグっていて、地球の100倍以上の頻度で雷が落ちる。
1日10万回の雷が惑星全体で鳴り響く世界。
これをエネルギー源に使う生命体がいたって不思議じゃない。
皮膚の代わりに電気を吸収するプラズマ膜を持ち、雷の光を浴びて生きる――
もはや「生命」と「気象」の境目すら曖昧な存在。
彼らは嵐が強い日に集まって光の群れを作るかもしれない。
夜の木星で見える謎の光の筋……それが群生だったら?



SF映画に出てきそう。
③ 深層に潜む重力に潰されない超密度生物


木星の内部へ進むと、圧力は想像を超えて増える。
地球の常識では一瞬で液体になって死ぬレベル。
でも、もしそこに生命がいたら?
体内に金属化水素を取り込み、自分自身も半液体・半金属みたいな生物になる。
そういう設定のSFは多いけど、実際木星内部は金属水素が海みたいに存在すると言われている。
つまり生物が金属化するという発想もあながち無茶じゃない。
そしてその奥には、目も、口も、手足もないけど、銀色に近い光沢のある体を持ち、重力の波に合わせてゆっくり脈動する生命が眠っているかもしれない。



宇宙の深海生物、木星版。
④ 渦そのものが生命──木星は巨大生物という説
そしてロマンの極みはこれ。
大赤斑そのものが生命体、つまり木星そのものが巨大生物だという説。
ただの嵐じゃなくて、惑星規模で思考する渦。
300年以上消えない暴風が維持されているのも、内部にコアのような核があって自分で熱と気流を調整しているからと解釈できる。
NASAの最新画像で雲の模様が“目”みたいに見えるのも、あれはたまたまではなく、この巨大生命体の顔の一部がたまたま表に出ているだけ。
という世界線を想像した瞬間、NASAのあの画像が巨大生物がこちらを睨んでいるシーンにしか見えなくなる。



考え出したら夜寝られなくなるぞ…
まとめ|木星は宇宙の美しすぎるホラー。だからこそロマンがある
木星って「綺麗なマーブル模様の巨大ガス惑星」という教科書のイメージで止まってる人も多いけど──
NASAの最新画像では、もう 惑星の皮を被ったホラー生物 だった。
あんなものが地球と同じ銀河系にいるなんて、ぞくぞくするよな。
でもだからこそ、ロマンがある。
人類の科学が進めば進むほど、あの模様の意味も、木星の内部構造も、そして 「もし生物がいたとしたら?」 の妄想も、もっと面白くなる。



焦げブログの読者よ──
宇宙はまだまだ、沼だぞ。


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