なぜカレーは2日目がうまいのか?味が進化する理由を団子的に解剖した

なぜカレーは2日目がうまいのか?味が進化する理由を団子的に解剖した

カレーってなぜか2日目の方がうまい。しかも圧倒的に。

作りたてのカレーも悪くないけど、一晩寝かせたやつは、なぜか別物になる。

味に深みが出て、とろみが増して、香りまでまろやか。

――あれ、いったい何が起きてるの?

別に何もしてないのに、ただ冷蔵庫で寝かせておいただけで進化する料理。

これって冷静に考えると、かなりズルい。

焦げ団子

寝かされただけで褒められるとか、
カレーだけじゃん。

というわけで今回は、「なぜカレーは2日目の方がうまいのか?」という人類共通の疑問を、団子的視点で解剖していくぞ🍛


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なぜカレーは2日目がうまいのか?味が進化する理由を団子的に解剖した
目次

カレーを寝かせると味が変わるのは科学的に本当だった

なぜカレーは2日目がうまいのか?味が進化する理由を団子的に解剖した

じゃあ、なんでこんなにも味が変わるんだろう?

鍋に何も足してないのに、「おいしくなった」と感じるその正体は、じつはわりとハッキリしてる。

まず大きいのは、「具材とルーの結びつき」。

カレーって、作りたては具とルーがそれぞれで主張しがちなんだよね。

じゃがいもはホクホク、玉ねぎは甘くて、ルーはルーでスパイシー。

それぞれに存在感があるけど、どこかバラバラ。

でも一晩寝かせることで、これらがじわじわ馴染んでいく。

とくに玉ねぎの甘みがルーに溶け出して、スパイスの角がとれてくる。

全体がひとつの「まとまった味」になって、深みが出るんだ。


さらに温度変化も大きい。

カレーって、一度冷める→温め直す って工程を挟むことで、味の再構成が起きるんだよね。

冷えることでルーが落ち着き、油分やうまみ成分が再配置される。

それを温め直すと、口当たりや香りに変化が出る。

焦げ団子

冷めてからが本番って、
カレーの世界も人間関係もおんなじか。


そしてもう一つ大事なのが、「デンプンの変化」。

カレーのとろみって、小麦粉だけじゃなくて、野菜(特にじゃがいも)に含まれるデンプンにも左右されてる。

このデンプンが一度冷えて再加熱されることで再ゲル化して、あのとろっと濃厚な感じが生まれる。

香辛料の風味も、時間が経つことで全体に拡散していく。

作りたてのカレーは「スパイスが前に出すぎ」てるけど、寝かせることで香りが調和して、まろやかになるんだ。

焦げ団子

つまり、カレーは一晩で性格丸くなるタイプ。


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カレーは何日目が一番おいしいのか保存方法と危険性について。

なぜカレーは2日目がうまいのか?味が進化する理由を団子的に解剖した

さて、味の変化や科学的な話はわかったけど、じゃあ実際、カレーっていつ食べるのが一番うまいのか?

作ってすぐ?

一晩寝かせた翌日?

それとも、さらに2日目??

──団子的見解、出すぞ。

 

団子的には、「1日目の夜に作って、2日目の昼に温め直したやつ」がベスト。

 

理由はシンプルで、味が完全に馴染んでるタイミングだから。

夜に作って、冷蔵庫で一晩寝かせる。

朝に火を入れて(再加熱)、昼に余熱でさらにこなれた状態になったやつが最強。

この時点で、具材・スパイス・とろみのバランスが黄金比に近くなる。

ルーも油も落ち着いて、口当たりがまろやかになるんだよね。

翌日の夜だとちょっと煮詰まりすぎるし、朝だと胃が追いつかない。

ちょうど昼のダルくなり始めた頃に食べると、具材がいい具合にトロトロ溶け込んで「あー……うま……」ってなるんだよね。

自分はカレーに醤油・ウスターソース・蜂蜜を入れるのだけれど、それらの調味料もいい感じに馴染んでいる気がする。

あとは何より、「1日目は食べすぎてないから、普通に腹減ってて美味い」っていう現実。

焦げ団子

深夜に味見で5杯食ったら、
翌朝うまくても感動できん。

ちなみに2日目の夜を超えると、「確かにうまいけど、ちょっと煮詰まりすぎてない?」ってなることも。

濃すぎるときは水を少し足すと復活するけど、風味は1日目〜2日目がピークだ。

あと、冷蔵庫に入れずに鍋放置すると菌のリスクあるから、本気で寝かせる系カレーをやるなら、保存にも気をつけよう。

(※とくに夏場はマジでヤバい。カレー界のラスボス「ウェルシュ菌」召喚される)

カレーは常温放置NG!ウェルシュ菌とは

「一晩寝かせたカレー」が有名だけど、常温で放置するとウェルシュ菌が増殖することが。

この菌、熱に強くて100℃でも死ににくいうえ、
一度増えたらお腹を壊す原因にもなるから注意。

保存するときは冷蔵庫へ!
鍋ごとじゃなくて、小分け保存+しっかり加熱が安全!

焦げ団子

ちゃんと冷蔵しないと、
2日目どころか腹下しルート確定。

2日目のカレーって作った自分からのごほうびみたいなもん。

「今すぐ結果出す」じゃなくて「寝かせてからのほうが良くなる」って、なんか好きなんだよな。


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まとめ:2日目のカレーがくれるのは、時間の味だった

結論、カレーは2日目がうまい。

それはもう、科学的にも舌的にも実感的にも、揺るがない事実だ。

具材とルーが馴染み、香辛料が落ち着き、デンプンがとろみを生み、味のすべてがまるく、深く、優しくなる。

それが時間の力。寝かせることの偉大さ。

団子的にはこう言いたい。

「カレーは、“焦らないこと”で完成する料理」だ。

今すぐ結果を出そうとせず、1日置いて、味わって、うまさが染みる。

──それってなんか人生っぽくないか?

焦げ団子

カレーも人も時間をかけることで
熟成され味わい深くなる。

というわけで今日は、「なぜカレーは2日目がうまいのか?」という謎を、舌と脳でじっくり煮込みながら語ってみた。

今夜カレーがある人、ぜひ明日、寝かせてもう一杯食べてみて。

一晩でなんか整ってる味になるからちょっと驚くよ。


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