文化史コラム– category –
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「特急・急行・快速・通勤快速」って何が違うの?名前じゃなく止まる駅がすべて説
「特急」「急行」「快速」「通勤快速」。 子どもの頃は「言葉が派手な順に速い」と思ってたし、社会人になっても何となく使い分けてたけど、ぶっちゃけ違いを説明しろと言われたら詰む。 先日、電車の案内板で「通勤快速 通過」「快速 停車」って出てて、... -
なぜ人は「目に見えないもの」を信じてしまうのか?──感情と脳が作る物語の正体
昔、中華街で見てもらった占いで、「あなた、会社員より事業向きだね」と言われた。 そのときは「へえ」くらいに聞き流してたんだけど── 1ヶ月後、まさかの本当に休職して自分の仕事を始めた。 …いやマジで何だったんだあの予言。 ちなみに団子、別の機会... -
昔の偉人たちは、なぜあんなに日記を書いていたのか?──書くことが「生きること」だった時代の話
昔の偉人って、どうしてあんなに日記を書いてたんだろうな。 清少納言、兼好法師、芭蕉、ルソー… 読む側からすれば「おお、名文…!」だけど、当の本人たちは、たぶんただの日常の記録だったはず。 団子的にはまったく真似できない。 というのも、団子──日... -
「普通に美味しい」が一番信用できない問題――感想が全部“薄味”になる時代をぶった斬る
最近、カフェでもコンビニスイーツでも、感想を求められるとつい「普通に美味しい」って答えてしまう。 これ、もはや現代日本人の感想自動翻訳機みたいなものだと思う。 心のなかでは「まあ悪くないけど特筆すべきもんでもないな」と思ってても、「美味い... -
あの頃は良かったって言ってる間に、今が悪くなる説――思い出補正の沼から抜け出せ
「昔は良かったよなぁ」これ、ある程度の年齢を超えたあたりから口癖になるやつ。 テレビのバラエティ、駄菓子屋のくじ引き、夏の夜のカブトムシ。「昔は最高だった」だの、「今はなんか違う」だの。でも気づいてるんだよ、本当は。「昔の方が輝いて見える... -
平成ネット文化遺産:2ちゃんねるの死語を発掘してみた
インターネット老人会、開幕。 「キター!!!」 この言葉を見て、心が躍ったあなた。ようこそ、インターネット老人会へ。 かつての日本ネット界は、今とはちょっと違う空気で満ちていた。LINEもInstagramも存在しない、Twitterもまだバルスで止まる時代。... -
太陽の塔の「第四の顔」はどこへ消えた?――語られざる裏エピソードと内部の真実
2025年、大阪で再び万博が開催されている。団子も昔、万博公園には何度も通ったクチで、太陽の塔の中にも何回か入ったことがある。 あのフォルム、妙に惹きつけられるんだよな。昼も不気味だけど、夜は目が光るの知ってた? で、ふと思った。 てか、あれっ... -
織姫と彦星はなぜ年に一度しか会えないのか?――七夕神話と恋愛依存の話
みなさん、短冊にお願いごと、書きましたか? 自分が勤めてるビル、毎年エントランスに七夕の笹が飾られるんだけど―― 今年もつい出来心で一枚、書いちゃったよね。願いごとは、もちろん内緒。(書いた瞬間に喋るやつは一生叶わないって、誰かが言ってた気... -
【文化考察】ぬらりひょん・河童・雪女――湿気だらけの妖怪たちの正体を暴く
昔の妖怪って、やたら濡れてない?河童、海坊主、ぬらりひょん、雪女、あまびえ、傘おばけ……思い返してみると、ジメジメ・ヌルヌル・しっとり系がやたら多い。 なんで? 湿度で発生でもしてんの?それとも日本の妖怪、乾いてると力出ない縛りでもあるの? ... -
日本人が変身キャラを好きすぎる理由――キツネとタヌキの文化史
「化かす」といえば、キツネとタヌキ。昔ばなしでもアニメでも、だいたいこの2匹が変身キャラの定番枠を独占してる。 でもさ、冷静に考えてみたことある?なんでコイツらだけ、そんなに特別扱いされてんの? しかも「人を騙す=悪役」のはずなのに、この2...
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