焦げ団子です。 今日はただの朝の話。いや、奇跡としか思えない朝の話。
出社5分前。
資料をホッチキスで止めて、封筒に詰めて、お客さんに出す準備をしていた。
でも、まあ…団子の手にかかれば資料もアートになる。斜めホッチキスでな。
紙はバラけ、封筒にはうっすら汗と焦りの気配。
そこへ、通りすがりの別部署の後輩(8歳下)が現れる。
「…あまりに汚すぎません?不器用すぎません…?」
突然の直球。
そして無言で横に座って、手際よく資料を整えはじめた。
なにも頼んでいない。
だがもう彼の手は動いている。
団子のホッチキス芸術を、無言で葬っている。
「朝ごはん食べてなくてお腹すいた」とぽろっと言ったら、
ビスコが出てきた。
そして、こう言われた。
「お菓子食べといてください。その間にやっときますんで」
…いやいやいや。 君、別部署だよな?
このままだと「ビスコを食べてるだけの無能」という肩書きが追加されてしまう。
しかも、すべてが終わり、資料を持って出ようとした団子に、彼はこう言った。
「忘れてますよ」
見ると、机の上に携帯とビスコ。
完璧なトドメ。親切設計が過ぎる。
目次
まとめ
- 糖分が不足していると後輩が資料を整えてくれる可能性がある
- スペック高すぎる後輩は、別部署に潜んでいることがある
- 結論:この日の団子、ビスコ食ってただけ
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