昔の青汁は「苦行」だったらしい。
一部の人間がテレビの前で「まずい!もう一杯!」とか叫んでたとか
――都市伝説ではない。実在した。
今や青汁は「まずい」どころか、むしろ「抹茶っぽくてうまい」「普通に毎日飲める」というポジションに移行している。
だが、そもそもなぜ青汁が「身体にいい」と言われ続けてきたのか?
今回はその理由を科学っぽく、解説していく。
※ちなみに体質の関係もあるので合わない人は無理して飲まないように!
興味のある人は用法容量守って摂取してみよう!
①「身体にいい」の中身:青汁の栄養価はここがすごい
青汁の主成分といえば、ケール、大麦若葉、明日葉あたりが有名どころ。
これらの野菜は、特に以下の栄養素が豊富に含まれている。
ようするに、現代人がコンビニ食や偏った食生活で不足しがちな栄養を、ギュッとまとめて補える「緑の粉末」なのだ。
- 食物繊維:腸内環境を整え、便通を改善する。
- ビタミンC・E:抗酸化作用で老化や生活習慣病リスクを抑える。
- カルシウム・マグネシウム:骨の健康や神経の安定に関わるミネラル。
- 葉酸・鉄分:貧血予防や細胞の生成に必要。
- ポリフェノールやクロロフィル:デトックス効果や抗炎症作用。
②科学的な視点から見た青汁の効果
論文や臨床研究でも、青汁の栄養成分に関する有用性はちらほら出ている。
例えば、ケールに含まれるルテインは目の健康を守る抗酸化物質として注目されており、大麦若葉のSOD酵素は体内の酸化ストレスを抑える働きがあるとされる。
また、食物繊維とミネラルのコンボによって、血糖値の急上昇を防ぎ、腸内フローラを改善するという報告も。
もちろん「飲めば劇的に痩せる」とか「万病に効く」といった話は眉唾だが、少なくとも食事の補助としては、青汁はかなり優秀な選択肢と言える。
③昔の青汁 vs 今の青汁(比較表)
項目 | 昔の青汁(例:ケール100%) | 今の青汁(例:大麦若葉) |
---|---|---|
味 | 苦くて渋くて青臭い | 抹茶風味で飲みやすい |
成分 | ケール中心、高栄養・高クセ | 大麦若葉中心、バランス型 |
飲み方 | 水割り一択(修行) | 牛乳・豆乳・ジュース割り可 |
販売形式 | 粉末+水 or 生搾り | 粉末・スティック・ゼリーもあり |
飲む層 | 健康マニア・高齢者 | 若者・女性・美容意識層 |
結論:青汁は進化した。もはや健康マニアだけの飲み物ではない。
④「クセがあるから無理」という人への飲み方工夫
それでも「やっぱり草の味がするから苦手……」という声もある。
そんな人に団子的おすすめは、以下の割りアレンジだ。
- 牛乳割り:抹茶ラテっぽくなる。青汁がスイーツ寄りの味に。
- 豆乳割り:まろやか&低カロリー。美容志向の人向け。
- りんごジュース割り:酸味で青臭さが和らぎ、フルーティーで飲みやすい。
なお、冷水で溶かすよりぬるま湯~常温水で溶かすと粉が溶けやすいので、ダマになって萎えるリスクも減る。
⑤団子的おすすめ青汁:伊藤園の「抹茶青汁」
筆者おすすめは、ごくごく飲める! 毎日1杯の青汁|伊藤園の野菜飲料シリーズ。
抹茶風味でとにかくクセがない。甘すぎず、すっきり飲めるのがポイント。
これなら朝食代わりや仕事中の水分補給にスッと飲めて、習慣にもしやすい。
しかも個包装タイプなので、持ち歩きにも便利(さすが企業努力)。
ちなみに自分は、青汁を一か月毎日飲み続けたことがある。
正直、劇的に何かが変わるわけじゃないけど――
「お通じが安定した」と「肌つやがちょっと良くなった」この2つはガチ。
そもそも野菜嫌いだから、手軽に栄養摂れるだけで助かるし、
なにより「これで自分の身体、多少マシになってんだろ」っていう謎の安心感がデカい。
サプリ飲んでるより、「ちゃんと自分をメンテしてる感」があるってだけでちょっと気分いい。
まとめ:青汁はもはや“苦行”ではない
昔は「我慢して飲む健康ドリンク」だった青汁も、今では「美味しくて手軽に続けられる栄養補助食品」へと進化している。
その栄養価と効能は、偏りがちな現代の食生活にこそ相性抜群。
「とりあえず身体にいいから飲んどこ」くらいの気持ちでいい。
団子的には、「サプリより青汁」の方が、気楽でリアルな選択肢だと思ってる。
そして何より――おいしいから飲んでるだけなんだけどな。