2020〜2021年頃、一時期スーパーからミロが消えたのを覚えている人も多いと思う。
きっかけは、インフルエンサーや美容・健康系アカウントによる一斉紹介。
「ミロは栄養最強」「子どもにも大人にもいい」といった投稿が広まり、コロナ禍で免疫・栄養・鉄分といったワードに敏感になっていた時期と重なった。
結果、店頭から商品が消え、ネスレ公式が「需要過多で供給が追いついていない」と声明を出すほどの品薄状態に。
今ではすっかり落ち着いたこの騒動だが、「ミロは便秘に効く」これは本当なのか。
それとも、健康そうなイメージが一人歩きしただけなのか。
そこで今回は、実際に30日間ミロを欠かさず飲んで検証しながら、
- ミロはなぜ「便秘に効く」と言われてきたのか
- ミロの歴史と立ち位置
- 成分から見た実際の特徴
- 30日間飲んでみた正直な結果
をまとめていく。
焦げ団子検証の後、向いてそうな人・向いてなさそうな人も考察していくぞ!
ネスレミロはなぜ「便秘に効く」と言われてきたのか?


ミロが「便秘に効く」と言われてきた背景には、はっきりした医学的根拠というより、生活の中で共有されてきた感覚がある。
昭和〜平成にかけて、ミロは学校給食や家庭で定番の飲み物だった。
「朝はミロ」「成長期にはミロ」というイメージを持っている人も多いはずだ。
当時のミロは、栄養がある・子ども向けで安心・体にやさしそう。
そんなポジションに置かれていた。
そこに重なったのが、牛乳+ココア=お腹に良さそうという、かなり感覚的な信仰だ。
実際、ミロは牛乳に溶かして飲むことがほとんどで、「朝に飲む」「毎日飲む」という習慣とセットになっていた。
結果として、生活リズムが整い、「なんとなく調子がいい」「便秘がマシになった気がする」という体験が、口コミのように広がっていった。
重要なのは、この話が誰かの体験談の積み重ねで語られてきたという点だ。
当時は今ほど、サプリメントや整腸剤、腸活食品が一般的ではなかった。
「お腹の調子が悪いから、これを飲もう」という選択肢が少なく、身近で、毎日続けられて、体に良さそうなもの――
その代表格がミロだった。
つまり、ミロが「便秘に効く」と言われてきたのは、何か特別な効能があったというより、安心できる飲み物を、毎日飲む生活習慣の象徴として語られてきた結果とも言える。



当時はCMも沢山やってたしな。
ネスレミロの歴史と「健康飲料」という立ち位置


ミロ(ネスレ・ミロ)は、1934年にオーストラリアで誕生した飲み物だ。
もともとの位置づけは、お菓子や嗜好品というより栄養補助飲料に近い。
成長期の子どもに必要な栄養を、手軽に毎日摂れる形で補う。
その目的で作られたのがミロだった。
日本でも、ミロは長いあいだ「子ども向け」「成長期向け」の飲み物として扱われてきた。
朝食と一緒に飲むもの、部活前に飲むもの、どこか生活の中に組み込まれた栄養という立ち位置だ。
スポーツの文脈でもよく使われ、「運動+ミロ」「朝+ミロ」という組み合わせが自然なものとして定着していった。
ここで重要なのは、ミロが最初から健康飲料として語られてきた存在だということ。
便秘に効く、効かない以前に、ミロは長い時間をかけて「体によさそう」「安心して飲める」というイメージを積み重ねてきた。
その結果、体調や生活リズムの話題と一緒に語られることが多くなり、「便秘にいいらしい」という話も、自然とその文脈の中に入り込んでいった。



つまりミロは、効能で選ばれる飲み物というより健康そうな存在として信頼されてきた飲み物だったんだ。
ミロの成分をざっくり解説|便秘との関係は?


まず前提として、ミロは「便秘薬」でも「整腸剤」でもない。
あくまで栄養補助飲料だ。
そのうえで、なぜ「お腹にいいのでは?」と言われてきたのかを成分ベースでざっくり見てみる。
ミロには、食物繊維が含まれている。
量としては、いわゆる食物繊維食品ほど多いわけではないが、ゼロではない。
また、鉄分やビタミンB群など、体の代謝やエネルギー循環に関わる栄養素も入っている。
これらは直接「便を出す」成分ではないが、体調や生活リズムに影響を与える要素ではある。
もう一つ特徴的なのが、麦芽エキス。
ミロ特有の甘みや風味のもとになっている成分で、昔から「滋養」「栄養」のイメージと結びついてきた。
そして見落とされがちだが、ミロは牛乳と一緒に飲まれることがほとんどだ。
牛乳には乳糖が含まれていて、人によっては腸を刺激しやすい。
ミロそのものというより、「牛乳を毎日飲む習慣」が腸の動きに影響している可能性も考えられる。
つまり、ここで言えるのはこれだ。
ミロ単体というより、「ミロ+牛乳+毎日飲む習慣」というセットが体調やお腹の調子に影響している可能性はある。
ただし、これをもって「ミロは便秘に効く」と医学的に断言できるわけではない。
あくまで、成分と飲まれ方を見たときにそう感じる人が出てきても不思議ではない、というレベルの話だ。



では次に、実際団子がミロを飲んでみて本当に便秘に効くのかについて検証をしていくぞ!
ミロを30日間毎日飲んでみた検証ルール


まず、「ミロは便秘に効くのか?」を検証する前に、できるだけ条件を揃えることにした。
いわゆるガチ検証ではないが、少なくとも「後出しで都合のいいことをしていない」状態にはしたい。
今回のルールは以下の通り。
飲んだ量は、ミロ大さじ2杯に、牛乳約150ml。
飲むタイミングは毎朝。
起きてから朝食と一緒、もしくは朝食代わりに飲んだ。
検証期間中、他に生活習慣を大きく変えたことはない。
運動を増やしたり、食事内容を意識的に変えたりもしていない。
便秘薬や整腸剤、サプリ類も使用していない。
「ミロ以外で腸に影響しそうなこと」は極力排除した。
要するに、普段の生活の中にミロを1つ足しただけの状態で30日間続けた、ということになる。



この条件で、自分の体にどんな変化があったのかを見ていく。
ミロを30日間飲み続けた正直な結果|便秘はどうなった?
結論から言うと、劇的な変化が一気に起きた、という感じではない。
ただ、完全に「何も変わらなかった」わけでもなかった。
飲み始めて3日目あたりから、「あれ、今日は出るな」という感覚が出てきた。
それまでの自分は、もともと便秘気味でムラがかなり大きいタイプだった。
それが、ミロを飲み始めてからは毎日明らかにリズムが整ってきた。
30日間続けた結果、今では「出なくて困る」という感覚はほぼなくなっている。
いわゆる「一発でスッキリ!」みたいな即効性ではないけど、じわじわ快便寄りに寄っていった、という表現が一番近い。



もちろん、これは自分の場合は、の話だ!
体質や生活リズムが違えば、同じ結果になるとは限らない。
味については正直かなり重要だと思う。
そもそもミロが好きなので、30日間毎日飲んでも飽きることはなかった。
「体に良くても不味いもの」だと、たぶんここまで続かなかったと思う。
少なくとも自分にとっては、続けやすさ込みで、悪くない結果だった、というのが正直な感想だ。



ミロの溶け切らなかったあのじゃりじゃりした食感が最高だ!
ミロはどんな人に向いている?向いていない?
ここからは「ミロを続けること」に向いてそうな人・向いてなさそうな人がどんな人か紹介していく!
ミロが便秘対策として向いてそうな人
朝食がつい適当になりがちな人。
牛乳が普通に飲めて、甘い飲み物もそこまで苦じゃない人。



「毎朝これを飲む」みたいなゆるい習慣化ができるタイプの人には向いていそうかな!
ミロが便秘対策として向いてなさそうな人
とにかく即効性を求める人。
飲んだその日にスッキリしたい、という期待が強い場合は物足りないかもしれない。
また、甘い飲み物が苦手な人や、牛乳でお腹を壊しやすい人には不向き。



そもそも牛乳が嫌いな人はやめといた方がいい!
豆乳の代用に関しては試してないのでわからない!
まとめ|ミロは便秘に効くのか?30日飲んで思ったこと
ミロは、「便秘に効く魔法の飲み物」ではない。
飲んだから即スッキリ、というタイプの話でもない。
ただ、毎日飲みやすい味で栄養があり朝の習慣を作りやすい。
そういう意味では、体調を整える入口にはなり得ると感じた。
少なくとも自分の場合は、30日間続けるのが苦になることはなかったし、結果として便通のリズムは整った。
信じるかどうかは人それぞれ。
でも「試してみる余地はある飲み物」ではあると思う。



ミロが好きな人は試してみて損はなし!
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