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あ〜〜〜映画のレビューしてぇ。
実は団子、無類の映画好き。
でもこのブログでは一度も映画を語ってこなかった。
正直、反省してる。めちゃしてる。
で、記念すべき“レビュー第1作目”に選んだのは──
『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』(1999)。
呪いのミイラ vs イケメン傭兵 vs やたら可愛い司書 in エジプトの砂漠で、
ドッタンバッタン大騒ぎするアレである。
内容を一言で言うと、「全部盛りのテーマパーク」みたいな映画。
虫も出るし、呪いも出るし、砂嵐に顔面も浮かぶ。
なのにテンポが神がかってて、ながら観のつもりが気づいたら正座して観てるやつ。
団子的にはこの作品、「エジプト好きを量産した罪深い映画」だと思ってる。
何より──
イ・ム・ホ・テ・ッ・プ
この語感、天才。マジで。
なんかもう、呪文として完璧すぎる。
ちなみに一作目は普通にちょっと怖い。
虫がガチでトラウマレベルにリアルだし、イムホテップの再生過程が地味にホラー寄り。



レビューしてたらまた観たくなってきた。
いや観る。書いたら観る。20回目いくぞ。
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ネタバレありでぶった斬る|ハムナプトラのざっくりあらすじ





ネタバレ注意だよ!
物語のはじまりは紀元前1290年の古代エジプト。
当時のファラオ・セティ1世に仕えていた神官イムホテップは、王の愛人アナクスナムンと禁断の恋に落ちる。
そして──
「王を殺害 → バレる → アナクスナムン自害 → イムホテップ逃走」という、どこからどう見ても罪のフルコンボをキメてしまう。
逃げたイムホテップは恋人を復活させようと、
禁断の儀式を始めるが……
エジプト史上最大のタブー「ホムダイ(生き埋め呪い処刑)」で捕まってしまう。



愛重すぎて国滅ぶて。


それから3000年後。
舞台は1920年代、近代化が進むカイロとその周辺の砂漠。
- エジプトオタクの女司書エヴリン
- 兄でお調子者のジョナサン
- なんか既に一回ミイラと戦ってた傭兵リック・オコーネル
このトリオが伝説の都市「ハムナプトラ」を探しに行った結果──
エヴリンが死者の書をなぜか音読したせいでまさかの、イムホテップ復活。



余計なことしかしてなくて砂。


復活したイムホテップは──
まず人間の水分を吸収して、ギリギリ人間っぽくなるまで復活。
その後は、蝗の大群やら、血の川やら、エジプト神話のテンプレ災厄を片っ端から召喚。
最終的にはアナクスナムンを蘇らせて、2人で無双しようとする。愛、重すぎ。



ヒロイン蘇生のために世界滅ぼそうとするな。
でもエヴリンは古代文字を秒で翻訳して儀式をストップ。
リックはノリと筋肉だけでミイラをボッコボコにし、ハムナプトラごと崩壊して、大脱出!って感じでエンドロールに突入する。
団子的・この映画、見どころが多すぎる件


キャラが全員、立ちすぎてて崩れない
まず言わせてほしい。
この映画、メインキャラの全員が濃い。立ちすぎてる。むしろ立ちすぎて笑う。
- リック(主人公) → イケメン傭兵。無駄に顔がいいくせに、妙に女に弱い。団子的には「ちょっとダメなところがちょうど良い」。
- エヴリン(司書) → 知識も勇気もあるけど、けっこうガンガン前に出るタイプ。いわゆるテンプレか弱ヒロインじゃなくて、序盤でドジ踏んで棚ぶっ壊してる時点で最高。
- ジョナサン(兄) → こいつはもう狂人。ミイラと同じ墓に寝てるとか正気じゃない。でもなぜか憎めないのが不思議。たぶん映画に一人は必要な“癒しバカ”枠。
- ベニー(裏切り小物) → 裏切り者のテンプレ全部詰めたような男。でも最終的に出てくるだけで安心感ある。



ハリウッド版ドラえもんか?
セリフ回しがいちいちエモい(というか笑う)
この映画、シリアスで押してきたかと思いきや、突然ギャグの急カーブをねじ込んでくる。
しかもそれが全部クセになるセリフばかりで、セリフ回しのセンスがぶっ壊れてて最高。
たとえば──
あの、イムホテップのミイラのことを「ジューシー」って呼ぶやつ。
たぶんテレビ版吹き替え限定だけど、ミイラに“ジューシー”って形容つけたの、後にも先にもこの映画だけじゃないか?
そしてもう一つの名コンボが、リックとベニー。
「お前、昔から女に弱いもんな〜」ってニヤニヤ会話した直後に、「あばよ、ベニー!」と満面の笑みで船から突き落とすまでの流れ。
真顔からギャグに全力でスライドするあの間がうますぎて、思わず笑う。
でもやっぱり団子的ベストセリフはここ。
ジョナサンが信者に見つかりそうになって、慌てるどころか、
「イムホ〜〜〜テェェェェップ🙏」と完璧な演技で紛れ込むあのシーン。
海外でも「The Imhotep chant scene」って呼ばれて、YouTubeの切り抜きでも常連。
ミームGIFにされて拡散されてるほど愛されてる名場面なんだよな。



迫真の演技、そこに使うな。
歴史的背景としての面白さもある
この映画、見た目はただのアクション冒険モノかと思いきや──
じつは古代エジプトの神話や歴史がそこそこ混ざってる。
たとえば、イムホテップ。
本来は「神殿建築の父」とまで呼ばれた、れっきとした偉人。
それが映画の中では「恋人を蘇らせようとする怨念のミイラ」になってるあたり、考古学的には大炎上不可避。
さらに、アナクスナムンという女性も実在していて、彼女はあのツタンカーメンの正妻だったとされてる。
ただし史実では、別に体に金色のボディペイントしてるわけでもない。
そして、舞台となる「ハムナプトラ」はフィクションだけど、モデルはおそらくルクソールの神殿跡地や、王家の谷あたり。
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感想|全部盛り!なのになぜかまとまってる奇跡のアクションアドベンチャー


初見のときは、「お?古代エジプトの呪い系か?ホラーか?考古学か?」と思って観てたのに──
気づけば、
ミイラは町で人を襲い出すし、
司書は古代文字を即翻訳してゾンビ軍団に指示出すし、
傭兵は爆弾で遺跡吹き飛ばしてるし、
挙げ句の果てに、砂嵐が顔になって迫ってくる。
何これ、テーマパークのアトラクションを全部詰め込んで一本にしましたって映画!?
…ってなった。
普通だったら完全に詰め込みすぎて破綻してそうなのに、不思議とそれが心地よいテンポ感に昇華されてるからすごい。



愛すべきカオス。
しかも、ちゃんとキャラの魅力も、ラブコメ要素も、神話ベースの重厚感もある。
単なるドタバタじゃなくて、古代ロマンと娯楽が手を取り合ってるのよ。
考古学好きにはたまらん小ネタも多いし、洋画ファンとしても、これは「洋画の美味しいとこ全部入り」って感じでたまらない。
「ミイラ×爆破×恋愛×ギャグ」って、どうやったらこんな組み合わせ成功すんだよ…と今でも思ってるけど、成功してるんだよなあ、これが。
まとめ|ミイラ映画なのに、なぜか人生の推し作品
『ハムナプトラ』って、言ってしまえばなんでもアリのB級アドベンチャーなのに、気づいたら、「いやこれ…B級の皮かぶったS級では?」と思わせてくる不思議な作品だった。
砂漠、ミイラ、考古学、爆発、虫地獄、ロマンス、ギャグ、古代エジプト。
あらゆる要素が爆速テンポで走り抜けてくのに、なぜか全部スッと入ってくる。
キャラは全員立ってて、ストーリーは王道なのに飽きないし、台詞もギャグもクセになって、気づいたら年に1回見返してる。



何回観ても面白いんだよな。
いま観ても「古い」と感じないし、CGも当時としては十分なレベル。
むしろこの良い意味でのアナログ感と直球な面白さが刺さる人は、絶対多い。
もし「昔観たきりだな…」って人がいたら、今こそ観てみてくれ。
たぶん当時は気づかなかったいろんな仕掛けや愛される理由が、ゴロゴロ転がってるから。
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