自己犠牲グセで消耗してる人へ。『世界でいちばん自分を愛して』から学んだ、自分ファーストの生き方

なんで私ばっかり、気を使ってるんだろう


そんなモヤモヤを、今日も鞄に詰めて歩いてるそこのあなたへ。
どうも、焦げ団子です。

家族のため、職場の空気のためいつも他人の顔色ばっかり気にしてると、そのうち自分のカップはカラカラになる。

「NOって言えない」

「ちゃんとしなきゃいけない」


「どうしても自分のことを後回しにしてしまう」


その結果、誰かを優先した分だけ自分の心だけが取り残されていく。


この本――中野裕弓さん著作『世界でいちばん自分を愛して』は、
そんな自分後回しのプロに向けた、ちょっと優しい起爆剤だ。

たまには、コーヒーカップの底でも見つめてさ
「今日ぐらい、自分のこと甘やかしてみるか」
そう思えたら、それだけで勝ち。

団子は、今日もカップ片手に自分最優先でやってます。
他人優先で疲れた人も、一緒にどうぞ。
(余ったコーヒーは、ちゃんと周りにも注げるんだからさ)

■参考書籍

世界でいちばん自分を愛して/中野裕弓 (著) 

 他の作家さん一覧はこちらからどうぞ。→[焦げ団子の推し作家・人物一覧
 
「何があるのかざっくり見たい」という方は、先にこっちから眺めてもOK。

目次

「自分を大切にする方法」――愛のコーヒーカップ理論って何?

他人を優先して、つい自分のことは後回し。

「家族のため」

「職場の空気のため」

――どこもかしこも他人優先のサービス精神で埋め尽くされる。

気を使いすぎて、気づけば自分のカップだけ底が見えてる。
誰のカップにもコーヒーは注げても、自分の分だけはいつも空っぽ。

この理論、要は「まず自分のカップにコーヒーを注げ」って話。
自分を徹底的に大切にする。罪悪感はいらない。自分のカップが空じゃ、そもそも誰の役にも立てない。

しっかり満たしたカップからあふれた分だけ、自然とまわりにも分けてやればいい。
順番、これだけ。

「自分を後回しにしてる自覚があるなら、今日は思いきり自分のカップを満たしてみる日でどうだろう
焦げ団子は「周りのため」とか考える前に、とりあえず自分で給湯ボタンを押すタイプ。

他人優先で疲れた人に――この本が刺さる理由

自分のカップを満たす、というと大げさに聞こえるかもしれないが、要は「日常のどこかで自分のためだけの時間や楽しみを強制的に作る」ってことだ。

たとえば、一人でできる小さなご褒美、お気に入りのカフェで静かにコーヒーを飲む。
帰り道に新しい入浴剤を買ってみる、意味もなく本屋でぶらぶらする。
ベッドの上でスマホも見ずに天井を眺めてぼーっとしてみる。

他人に見せるためじゃなく、自分のためだけに何かしてやる

自分を喜ばせることを見つけてみる

三週間かけて「ひとりでできる小さな幸せ」を10個見つけてみる。
思ったより難しいが、自分を喜ばせる練習はここから始まる。

日々の中でほんのちょっとでも心地よく感じた瞬間があれば、それをメモに書き出してみるのも効く。

小さな発見でもいい。

たとえば「今日は天気がよかった」とか「知らない犬にちょっと癒やされた」とか、自分だけの心地よさリストをこっそり増やしていく。

気づけば、それだけで心の残高が少し増えているのに驚くはずだ。
そして、心の奥にこびりついている「~すべき」の呪い

「働かざる者食うべからず」だの、「楽あれば苦あり」だの、なぜか人生を苦行に変えてしまう思想は、そろそろ手放す練習をしてほしい。自分を縛る古い教えの正体は意外と脆い。

「今日は休んでもいい」

「楽しんでも罰は当たらない」

そう思うだけで、急に呼吸がしやすくなる。少しずつ、自分に「生きやすさ」を許してやる。
焦げ団子からのおすすめは、心地よい瞬間をちょっとずつ自分に増やしてやることだ。

“自分を後回し”で損してた団子の黒歴史と脱却法

ちなみに今でこそ自分ファーストを名乗ってる団子だが、20そこそこの頃は“他人の目”ってやつに毎日びくびくしていた。

特に、好きな異性ができると最悪で「嫌われないように」と相手の一挙手一投足を常に監視。
返事のテンション、服装の好み、SNSの小さな投稿…

どこまで気を使えばいいのか分からなくなって、気づけば自分が何をしたいのかすっかり忘れてた。

そんな毎日を重ねても結果は悲しいほどシンプル。
関係はギクシャクし「嫌われないように」気を使っていたはずなのに、他の異性とあっさりくっついてしまった。

いまなら分かる。
自分を大切にしてない人は、どこまでいっても他人からも大切にされない。
「自分ファーストって、ただのワガママなんじゃ…?」
なんて遠慮していた昔の団子に「そっちのほうが結局、損だぞ」と教えてやりたい。

たぶん、これってほとんど「世の中のことわり」。
自分を蔑ろにしてまで他人に尽くすほど空回りしていく現象はわりと普遍的らしい。本に書いてあることが回り道してやっと体に染みてきた。

「まず自分を愛する」。

案外、これがいちばんの近道だった。

まずは自分から満たせ――焦げ団子的まとめと実践のすすめ

自分のカップを満たすことが当たり前になってくると、「なんで今まであんなに他人に気を使ってたんだっけ?」とちょっと笑えてくる。

無理して合わせなくても意外とそのままの団子を受け入れてくれる人が普通に現れる。
むしろ自分で自分を大切にできるようになった分だけ、なんか違うなって人は自然に遠ざかっていく。

それで困ることは、案外ひとつもなかったりする。結局、素の自分を許せる人の周りには“素でいられる相手”しか残らない。

カップ満タンでのんびりしてたら、同じ温度の人が、ふらっとやってくる

そんなもんだ。

焦げ団子的まとめ

背伸びしてた頃の団子にひとこと言いたい。
「がんばるな。むしろコーヒーを盛大にこぼしながら好きなだけ楽しんで生きていけ。」

カップ片手に、今日も自分を甘やかす。これで案外、人生うまく回る。

おまけ:焦げ団子流・自分コーヒーカップ満タンリスト

これで、もう他人優先ばかりの日々はおさらば。
でも、いきなり自分を大切にとか言われても、何すればいいか分からん…って人もいるはず。

そんなあなたに、焦げ団子が送る【自分カップ満タンリスト】をどうぞ。

【焦げ団子流・自分のカップ満タンリスト】

  • YouTubeで動画を見漁る
  • 好きな音楽を聴く
  • 高級肉を買ってステーキにする
  • 本や映画で自分の世界にどっぷりひたる
  • ベッドでごろごろダラダラ
  • ぶらぶら散歩
  • 筋トレする
  • おいしいご飯を食べに行く
  • 怖い話を聞きまくる
  • 仕事帰りに寄り道して、行ったことない店で休憩
  • なんの生産性もない趣味を一日やり倒す

【気持ちが沈んだ時の団子流・自分救済ワザ】

  • 寝る
  • 「あの人も失敗してる」と思い出す
  • 人に話を聞いてもらう
  • ノートに悩みを書く
  • 失敗もグダグダも「今日はこれでOK」って自分に許可を出す

「カップが空っぽだ」と気づいた時は、
上のどれかひとつだけ、焦げ団子になりきって実行してみてほしい

どうせまた明日も色々あってちょっと疲れたり悩んだり「焦げ」たりするだろうけど、
それでもまた自分のカップを満たすことを繰り返していけばいい。


■参考書籍

世界でいちばん自分を愛して/中野裕弓 (著) 


ここまで読んでくれた方へ。
もっといろんな話を見てみたい方は、全記事まとめページもどうぞ。

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